苫小牧工業高等専門学校は26日、女子中高校生を対象にした「学び体験」を初開催した。今年度から展開する「Riko(りこ)のきゃりさぽ」の一環で、市内外の女子中学生約20人が参加。「おいしい科学」をメインテーマに、楽しみながら科学の奥深さを体感した。
苫高専は今年度から2年間、旭川、釧路両高専と理工系女子をもじった名前の事業「Riko~」を展開している。科学技術振興機構(JST)による女子中高生の理系進路選択支援プログラムに採択された事業で、中高校生の女子に理系の魅力を伝えている。
今回の催しでも体験や工作を繰り広げ、パンケーキ作りではサイエンス部副部長の大西漠さん(19)が「パンケーキが焼くと膨らむのは、炭酸水素ナトリウムが加熱で反応、分解するから」などと料理に伴う化学変化を紹介。焼くと表面にプクプクと気泡ができる状態には「二酸化炭素のガスが発生している」と説明した。
参加者はパンケーキを料理して化学変化を目の当たりにし、味わった。緑陵中1年の阿部楓さん(13)は「科学は好き。実験とかで学べるのが面白い」と目を輝かせた。同校の村本充副校長は「科学の発展を支える女子が増えてくれたら」と期待していた。
















