新会長に杉山氏 連合北海道定期大会 立憲と国民合流に期待感

新会長に杉山氏 連合北海道定期大会 立憲と国民合流に期待感
定期大会で新会長に就任し、団結を呼び掛ける杉山氏=29日午後、ホテルロイトン札幌

 道内最大の労働団体、連合北海道(組合員約25万5000人)は29日、札幌市内で第32回定期大会を開き、任期満了に伴う役員を改選した。2期4年務めた出村良平会長(自治労)が退任し、新会長には杉山元(はじめ)事務局長(情報労連)を選任。新事務局長には藤盛敏弘政治センター幹事長(自治労)を選び、第16期の新執行体制を始動させた。

 杉山会長は渡島管内長万部町出身の57歳。出村体制で2期4年、事務局長を務めて全道の連合のかじ取り役に。定期大会の就任あいさつでは「解散・総選挙は待ったなしの状況」と強調し、「安倍政権の暴走をストップさせることを最大の目標とし、戦略を持って実現に取り組んでいきたい」と決意を示した。

 定期大会終了後、記者会見した杉山会長は来年2月1日で連合北海道が結成30周年を迎えることについて「北海道の労働3団体が大同団結して結成し、さまざまな課題を乗り越えてきた」と説明。今後については「大企業と中小企業、正社員と非正規、男女間の三つの格差是正に取り組むことが重要」と述べた。さらに支持政党の立憲民主党と国民民主党が分裂している状況については「有権者からは政権として期待できるのか、受け皿にしていいのかというのが、今回の参院選の結果にも出ている」と指摘し、「北海道としては一つの固まりになって総選挙を迎えるのが、ベターな体制ではないのか」との認識を示した。

 定期大会には約350人が出席。2020~21年度の運動方針を決めたほか、7月の参院選道選挙区(改選数3)で1議席の獲得にとどまった要因を分析する選挙闘争案を承認。「多様な民意を反映すべく健全で緊張感のある議会制民主主義の実現」を掲げた大会宣言も採択した。

 会長、事務局長を除く主な役員は次の通り(敬称略)。

 ▽会長代行 信岡聡(北教組)▽副会長 遠藤唯充(電力総連)、大柄恵司郎(基幹労連)、太田聡(情報労連)、紺野則仁(運輸労連)、佐藤昌一(UAゼンセン)、須間等(JP労組)、高倉司(国公連合)、千葉利裕(自治労)▽副事務局長 荒木敏安(電力総連)、齊藤勉(UAゼンセン)

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る