内閣府は文化の日の3日、2019年の秋の叙勲受章者を発表した。地方自治功労、消防功労などで東胆振から5人が受章。日高管内からも受章者が出た。
市議会議員を、2015年4月まで6期24年間務めた。「初当選の頃、市内東部地区に未舗装の道路もあったが、まちは発展していった」
市民感覚を大切に、行政の効率化も訴えた。「今は民間活力を上手に生かしたまちづくりを実感している。最大会派の代表や議長も経験させてもらった。叙勲は大変な名誉でうれしく思う」。市議引退後も町内会や老人クラブの会長を任され、地域のためにもう少し働くつもりだ。
受章の一報に「測量業界全体が評価されたと受け止めた。とてもうれしい」。平取町で生まれ、苫小牧工業高校を卒業後、土地家屋調査士の資格を取り1971年に苫小牧市内で独立。タナカコンサルタントのかじを取ってきた。
胆振東部地震の際は、行政からの依頼で震災後すぐに航空レーザー測量を実施し、早期の復旧工事につながった。測量は地味だが「社会に役立つ非常にやりがいのある仕事だと若者にPRしたい」。
苫小牧工業高等専門学校で1976年から非常勤を含めると約40年間、専門の哲学をはじめ倫理社会、ドイツ語など一般教科を教えた。技術者の卵らに「技術だけではなく人間、自然の学びが大事。いずれ役に立つ」の思いで指導してきた。学生を「原石、宝」と表現。「自分自身を磨くよう育っていく姿を見て、やりがいが出た」と振り返る。受章については「私のものではない」と謙虚。かつての恩師をはじめ周囲に感謝する。
受章の連絡に「とてもうれしい。家族や消防団の仲間の支えがあってのことと感じている。感謝している」。
白老町で生まれ育ち、長年漁業に従事してきた。仕事の傍ら、1968年1月に白老町消防団に入団し消防車の運転や放水係などで活躍した。91年9月に町内竹浦で発生した店舗火災では、「煙がすごかったがホースを持って懸命に消火活動に当たった」。2015年3月、分団長で退団した。























