苫商議所・宮本知治会頭が3期目の抱負語る IR誘致で経済活性化を

苫商議所・宮本知治会頭が3期目の抱負語る IR誘致で経済活性化を
インタビューで3期目への思いを語る宮本会頭

 苫小牧商工会議所は1日、任期満了に伴う役員改選で宮本知治会頭(67)=苫小牧民報社議長兼社長=の再任を決めた。「頼られる商工会議所」をモットーに3期目のかじ取りを担う宮本会頭に今後の抱負を聞いた。

 ―IR(カジノを含む統合型リゾート施設)の誘致を推進している狙いは。

 IRは人口減少に歯止めをかけ、苫小牧市を含む北海道全体の経済活性化につながる。1963年に世界初の掘り込み式港湾として誕生した苫小牧港は当時、反対の声もあったが苫小牧を工業都市として発展させ、北海道経済をけん引する存在となった。IRを誘致すれば、観光リゾート拠点としての繁栄が見込める。

 ギャンブル依存症対策は法制化され、自然環境も慎重な調査など万全の対策が不可欠。その上で苫小牧市議会は10月28日の臨時会で誘致を推進する決議を採択した。非常に重みのある決議と受け止めている。年内に誘致の是非を判断する鈴木直道知事にとって、大きな判断材料となるだろう。

 ―苫小牧駅前の再開発を求める市民が多い。

 王子製紙苫小牧工場と共に発展を遂げてきたJR苫小牧駅前周辺だが、時代と共に商業施設の郊外移転などで役割が変わってきた。長期にわたって空きビル状態が続く旧駅前プラザegao(エガオ)は市と一部の地権者が係争中で見守るしかないが、早期の和解に期待したい。苫小牧駅ステーションビル「苫小牧エスタ」やバスターミナルなどを含め、苫小牧の玄関口として総合的な再開発が求められる。商業施設を集積するというよりも市民が集える仕掛け作りが必要と思う。

 ―近年は企業の人手不足や事業承継が課題になっている。

 昔と違い、求人を出せばすぐに人材が集まる時代は終わった。自社の特色や魅力をより広域に発信するなど知恵を絞った募集活動が求められている。会員企業からは事業承継に悩む声も聞こえてくる。企業の合併や買収も増えてくると考えており、商工会議所としてもサポートしたい。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る