アルミ製品製造のSUS 苫東拠点に販路拡大、工場併設型ショールームも好評

アルミ製品製造のSUS 苫東拠点に販路拡大、工場併設型ショールームも好評
主要製品やアルミ素材などを展示しているショールーム

 アルミフレーム製品の製造販売大手SUS(本社静岡県・石田保夫社長)が今年7月の道内進出以降、順調に販路を伸ばしている。拠点は苫小牧市柏原の苫東工業団地内に開設した「iDshop北海道」で、作業棚や台車などの工場内設備を製造販売し、取り引き先はすでに40社を超える。9月からは工場併設型のショールームも稼働。オーダーメードの強みを生かし、さらなる販路拡大を目指す考えだ。

 同拠点は2階建ての1階に切断加工や組み立て、入出荷を行う工場とショールームを併設しているのが最大の特徴。福島県の自社事業所で製造したアルミ製品を使い、顧客の要望に応じて部品棚などの製品を製造する。営業や配送は全道をカバーしている。

 主力製品は、軽量で剛性の高いアルミフレームを用いた作業台や安全柵などの工場設備。電気を使わず、からくり的な機構でものづくり現場の自動化や省力化技術も導入するなど、計4万5000アイテムを組み合わせながら企業ニーズに対応する。取り引き先は、トヨタ自動車北海道(苫小牧市勇払)など自動車関連企業が中心。今後は農機具や食品加工など多様な分野に販路を広げる考え。

 藤原勇輔所長は「アルミは軽くてさびにくい。女性や高齢者でも扱いやすい台車などの工場設備を提案できる」とアピール。特に製品見本で実物を確認できるショールームは好評という。

 ものづくりを支える企業として地元関係者の注目度は高く、誘致企業を支援する苫小牧市も11日に産業経済部港湾・企業振興課の職員が同社を視察。担当者は「製造現場で高い評価を受けており、道内企業からもっと注目されると思う」と期待を寄せた。

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