苫小牧市子ども会育成連絡協議会は17日午前9時45分から、苫小牧明野中学校で、第38回の子ども会下の句かるた大会を開く。ピーク時の1991年には小学生21チーム、中学生9チームが出場したが年々減少し今年、小学生、中学生は各1チームに。初のエキシビションとなるが、大会関係者は「下の句かるたは記憶力、集中力、教養を育む」と魅力をアピール。「まずは大会の会場に足を運んで子どもたちの活躍を見てほしい」と呼び掛ける。
下の句かるたは百人一首の下の句を読み上げ、その句が書かれた木札を取る北海道発祥の伝統文化。1チーム3人、控え2人の5人で臨む。
同大会には1町内会につき小学生の部、中学生の部それぞれ2チーム参加可能。優勝すると来年2月の胆振大会(壮瞥町)に地域代表として出場でき、さらに優勝すれば同月の全道大会(札幌市)に進める。
同協議会は2002年に初心者部門を設けるなど大会の活性化に努めてきたが、参加チーム数は減少の一途。昨年は小学生が2チーム、中学生チームと初心者部門は各1チームにとどまっていた。
今年は初心者部門に6チームが出るが小、中学生は各1チームになったため、初めてエキシビションとして高校生以上のOBとの対戦が組まれた。
「長年続く大会で、子どもたちが参加し続ける限り守っていきたい」と同協議会事務局の鈴木一恵さん(62)。全日本下の句歌留多(かるた)協会苫小牧支部・樽前歌留多倶楽部会長の木澤誠次さん(77)は「昔は町内会単位での大会もあったが地域や親の熱意も薄れ、かるたを知らない親世代も増えた」と残念がる。
木澤さんは双葉町町内会の協力で、双葉町総合福祉会館に通年練習できる道場を開設。週2回ペースで苫小牧市、白老町、むかわ町の児童約20人を指導する。
苫小牧子どもかるた倶楽部父母会の安西聖子会長(53)は「指導者に恵まれ、優秀な選手が育つ可能性のある地域だが活性化には地域や保護者の理解、応援が不可欠」と強調。「まずは多くの市民に大会を見に来てほしい」とアピールしている。
















