設備維持管理士の資格者多数 石油学会表彰 「育成優良事業所」に 苫小牧・出光道製油所

設備維持管理士の資格者多数 石油学会表彰 「育成優良事業所」に 苫小牧・出光道製油所
表彰楯を手にする久保田課長

 出光興産北海道製油所(苫小牧市真砂町)はこのほど、石油学会が認定する「設備維持管理士」の資格取得者が多い実績が評価され、同学会から育成優良事業所として表彰を受けた。保全業務社員46人のうち半数を超える25人が合格率2~3割の難しい資格を持っている。技術と知識で設備管理やメンテナンスを行うなど、石油精製施設の安全を担っている。

 同学会は石油や石油化学に携わる企業や個人で組織する公益社団法人(企業会員300社、個人会員3200人)。同資格は2003年度に新設された。石油の備蓄や精製分野などの保全業務を行っている人を対象に毎年2月に試験を実施している。専門別に▽配管・設備▽回転機▽電気設備▽計装設備―の4分野があり、合格率は2~3割。これまでの合格者は約2000人。

 同製油所では保全業務を担当する機械課と工務課の社員を対象に、入社5年目を目安とする教育プログラムで受験を推奨。受験料の全額助成や社内の合格者が指導するなどの支援を行っている。

 18年度は受験者8人のうち合格者は4人。難易度の高さから、受験前の2~3カ月間は仕事を終えてから毎日1~2時間の勉強が必要という。

 機械課の久保田義昭課長(48)は「専門的な知識を習得することでスキルアップにつながる。石油製品の供給拠点の安全を守るためにも今後も資格取得を促していく」と話す。

 優良事業所表彰は15年度から始まり、同製油所を含め全国22事業所が表彰されている。出光興産の事業所は徳山事業所に次いで2カ所目となる。

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