多機能トイレの個室を搭載した苫小牧市の福祉トイレカー「とまレット」の操作方法を学ぶ市職員の研修会が20日、市役所庁舎東側の駐車場で開かれた。22人が参加し、昇降リフトを操作して車いす利用者を個室内に誘導する手順を確認した。
「とまレット」は車いすやおむつを利用している人の外出時のトイレへの不安を解消しよう―と市が2016年12月に導入した公用車。トラックの荷台にトイレの個室を備え、リフトで乗り降りできる。
市内の祭りやイベント会場で活用してきたほか、昨年は胆振東部地震で被災した厚真町にも出動。水を使わず、便槽内のおがくずで排せつ物を分解する仕組みで地震後、断水が続く中でもフル稼働したという。
操作できる職員を増やすことで、イベントのみならず災害時にも素早く対応できるような体制を整えようと、研修会を企画。参加者は市福祉部の担当職員からとまレットの仕組みについて解説を受けた後、3人1組で車いす利用者の介助や昇降リフトの操作を体験していた。
市障がい福祉課の寺西建太郎課長は「実際に車両に触れながら学ぶ機会を、今後も積極的に設けたい」と話した。
















