苫小牧市三光町のかなもり歯科医院の院長金森敏和さん(71)が、2019年度北海道社会貢献賞(地域医療功労者)を受賞した。長年、歯科医師として地域住民の医療や保健衛生、健康増進に果たした功績が認められた。今年は開院30周年の節目で、「びっくりしている。一生に一度あるかないかという名誉」と喜ぶ。
道は今年度、4人の歯科医師に同賞を授与。9日、札幌市内で贈呈式を行った。苫小牧市内の歯科医師が表彰されるのは、若菜和美さん(若菜歯科医院)以来3年ぶり。
金森さんは1948年釧路市生まれで、80年北大大学院歯学研究科(博士課程)を卒業後、北大病院に教官として勤務。87年岩手医大での教官を経て、89年7月、苫小牧市三光町で開院した。
開院後は94年から2017年までの24年間、苫小牧歯科医師会理事、副会長、監事、顧問を歴任。08年には当時の会長と共に、同会会員にAED(自動体外式除細動器)を貸与する事業を推進した。
副会長時代は、市学校給食共同調理場運営審議会の会長や市介護認定審査会の委員などに就任。北海道歯科医師会では1997年から99年まで理事、2003年から18年まで予備代議員を担った。
金森さんは「若い時から入れ歯治療など高齢者の口腔ケアに全力を注いできた自負がある」と強調。「微力ではあるが今後も地域の歯科保健医療発展に貢献したい。自身の経験が虫歯予防だったり、80歳になっても20本以上の歯を持つ人をたたえる『8020表彰』など、まちの公衆衛生向上の一助につながれば」と話した。
















