苫小牧市は21日、室蘭工業大学生に苫小牧での就職を考えてもらおうと「苫小牧ものづくり企業セミナー」を同大学で開いた。苫小牧の製造関連企業に就職した同大OB・OGが参加。現役学生の質問に答えたほか、初めて懇談の機会も設けられ、双方から好評だった。
室工大キャリアサポートセンターと共催、文部科学省の「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業」と連携している。苫小牧の製造業と学生とのセミナーは今回で3回目になる。
苫小牧から参加したのはトヨタ自動車北海道、シーヴイテック北海道、いすゞエンジン製造北海道、北海道曹達の4社。学生側から室工大の3年生42人が参加した。
各社は日本のものづくりを支える世界的な高い技術力を示したほか、休暇取得の対応など福利厚生もアピール。仕事内容についても丁寧に説明した。学生たちは懇談会で関心を持った企業の卒業生と意見交換。大学を卒業した先輩というつながりもあり、気軽に笑顔で会話をしながら今後の就職活動の参考にしていた。
市が行ったアンケートでは、参加した学生、企業双方から評価が高かったとし、「懇談の時間をもっと多く取ってほしかった」「もっと多くの業種の話を聞きたい」などの要望があったという。
市港湾・企業振興課の担当者は「学生にはまだまだ苫小牧の企業について知られていない実態がある。双方にとってこうした機会が望まれているとも感じた。今後も継続したい」としている。
















