「いぶり野特別号」を寄贈 沼ノ端南風俳句会 市立中央図書館に

「いぶり野特別号」を寄贈 沼ノ端南風俳句会 市立中央図書館に
俳句集と編集に携わった山角信雄さん

 市民俳句愛好会の沼ノ端南風俳句会(山角信雄代表)はこのほど、3冊目の俳句集「いぶり野特別号」(A5判、124ページ)を、苫小牧市立中央図書館に寄贈した。昨年2月に91歳で亡くなった2代目代表の山本昭一(俳号・一笑)さんの追悼号で、山本さんを含む会員7人が詠んだ392句を掲載している。

 同会は、1996年に市内の俳句愛好家によって結成された。月1回、東開町総合福祉会館に集まり、各会員が5句ほど持ち寄って批評し合う勉強会を続けている。

 山本さんは、穏やかで明るい性格と言葉遣いの実力を生かして会員を指導していたが、2017年秋に体調を崩して入院。「入院の記の残る古歴」「春めくや病は癒えず髭を剃る」などの句を詠み、惜しまれながら亡くなった。

 会員たちは遺作をまとめて発表しようと今年3月、3代目代表に就任した山角さん(89)を中心として俳句集の編集を始めた。季節の移り変わりや家族生活などをテーマにした会員の作品も織り交ぜ、8月に80部を発行。会員や市内の俳句仲間に無料で配った。

 19日は会員の山角三由希さんが市立中央図書館を訪れて職員に俳句集を手渡した。

 山角代表は「亡くなった山本さんは俳句に情熱を懸けた人。立派な俳句集ができてよかった」と語っている。

 同館の郷土資料室で閲覧できる。問い合わせは、山角さん 電話0144(55)1288。

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