プレミアム付き商品券の申請受け付け終了が今月29日に迫る中、苫小牧市への申し込みが全体の3割にとどまっている。条件付きの子育て世帯と非課税世帯が対象で、手続きに手間がかかったり、購入資金が確保できなかったりと理由はさまざま。制度に参画する市内事業者では、商品券を購入した市民が食品などの買い物で利用している。
プレミアム付き商品券は、消費税増税に伴う負担軽減策。4000円で額面5000円分の商品券を1人最大5冊まで購入できる。対象は住民税非課税世帯(約2万5000世帯)と2016年4月2日から19年9月30日までに生まれた子どもを持つ世帯約4000人だ。
市や苫小牧商工会議所などでつくる実行委員会によると、住民税非課税世帯の申請件数は22日時点で8183世帯、全体の32・53%。事務局の市総合福祉課は、周知に向けて市役所内の電子広告に情報を掲載。取扱店へのチラシ配布や無料情報誌で広告PRなどを行ってきた。
申請率が低いのは全道的な傾向で、国は申込期限を延長する方向で現在検討中。市は「もっと多くの対象者に活用してもらうようにPRしていく」と呼び掛ける。
海の駅ぷらっとみなと市場(港町)では24日までに250枚の商品券が買い物に使用された。12月5日から20年2月までは、商品券とタイアップした抽選会を企画。買い物時にもらった応募用紙で申し込むと、抽選で海産物などの景品が当たる。杉本一事務局長は「応募用紙は2000枚用意している。多くの人に場内で買い物を楽しんでほしい」と話す。
各店でも利用が進む。菓子製造販売の三星(糸井)では市内15店が商品券に対応。24日時点で約2600枚がパンやケーキなど幅広い商品の買い物に利用されている。
宮永商店(市内弥生町)では、高齢者を中心に日常の食材購入などで使われている。宮永玲子店長は「申込期限が近づいているので駆け込み需要もありそう」と話した。
















