苫小牧市中心部で架け替え工事中だった国道276号緑跨(こ)線橋の供用が30日午前6時から始まるのに先立ち、24日に地元関係者へのお披露目会(市主催)が同跨線橋上で行われた。参加者は念願の片側2車線化など真新しくなった橋の完成を祝福。今後の交通利便性の向上や地域活性化に期待を寄せた。
式典には近隣6町内会と商店街の関係者ら約30人が出席。橋の上で記念撮影するなど完成を喜び合った。
岩倉博文市長は、来年度に開通予定の道央自動車道「苫小牧中央インターチェンジ」(仮称)も見据え、「人や物の流れはスムーズになると思う。市としても動きを注視し、地域活性化につながるよう努力をしたい」と決意を述べた。
事業主体の室蘭開発建設部の米津仁司部長は通行止めが2年間に及び「本当にご不便をかけた。皆さんのご協力とご理解に感謝したい。(新緑跨線橋が)地域の発展にお役に立てれば、われわれとしても喜ばしいこと」と話した。
地域を代表してあいさつした昭和通り商店街振興組合の小亀勲顧問は「市内でも利用がかなり多い跨線橋と思う。これを契機に商店街がまたよみがえるよう願っている」と喜びを語った。
旧緑跨線橋は緑町・音羽町地区と若草町・新中野町地区にかかる延長700メートルで、1965年に建設。耐震性向上などを図るため、2017年12月4日から通行止めにして架け替え工事を始めた。道路幅は5~5・5メートルから6・5メートルに拡幅。歩道は全区間に延長し、幅も2・25メートルから3メートルまで広げた。橋下の東西を通る副道の市道は一方通行方式に改め、安全性に配慮した。事業費は約50億円。
















