岩倉市長 IR誘致なら補正予算案、道の判断難航「見守るしかない」

岩倉市長 IR誘致なら補正予算案、道の判断難航「見守るしかない」
会見に臨む岩倉市長

 苫小牧市の岩倉博文市長は27日、定例会見でカジノを含む統合型リゾート施設(IR)をめぐり、鈴木直道知事が誘致を表明した場合、市で関連事業費を追加した今年度一般会計補正予算案の提出を検討していることを明らかにした。また、道の誘致判断が難航している状況に「推移を見守るしかない」と述べ、現時点のIR関連事業に関する詳細説明は避けた。

 鈴木知事は年内にIR誘致の是非を判断する意向だが、道議会最大会派の自民党・道民会議で意見集約が難航しており、判断時期が不透明な情勢となっている。

 岩倉市長はIR誘致に伴う環境影響などの課題について「クリアできる」との見解を示した上で、「人間環境都市を目指す苫小牧としても、自然との共生は大きな取り組み課題。重大な関心を持ってチェックしていく」と理解を求めた。

 会見ではこのほか、12月5日の市議会定例会招集を告示。市からの提出議案は一般会計補正予算案など計12件のほか、専決処分の報告2件、陳情1件、諮問1件が予定されている。

 一般会計は4億3600万円の増額補正とし、総額793億7900万円にする。主な事業では、新たに建設する市民ホール(仮称)について、PFI(民間資金活用による社会資本整備)の手法導入に向け、専門知識を持つ事業者から助言を受ける関連業務の委託事業などを追加。来年4月1日施行を目指し、受動喫煙防止条例案を提案する見通しだ。

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