防火技能向上へ訓練 苫石油コンビナート特別防災区域協

防火技能向上へ訓練 苫石油コンビナート特別防災区域協
炎に近づいて消火する参加者

 苫小牧石油コンビナート特別防災区域協議会(会長・澤正彦出光興産北海道製油所所長)はこのほど、苫小牧市真砂町の同製油所の消火技術訓練場で消火・接炎訓練を行った。15企業・団体から約60人が参加。炎を上げる燃料に接近し、粉末系消火器を使った消火活動を体験した。

 空気が乾燥し、火の取り扱いも増えるこの時期に合わせて会員事業所の防災隊員らを対象に毎年、消火訓練を行っている。今回は油漏れなどによるペーブメント(床面)火災を想定した。

 半分に切ったドラム缶や3段ラックに、ガソリンと灯油を配合した燃料を入れて着火。炎と煙がもうもうと立ち上がる中、参加者は炎や煙に巻き込まれないよう、1~3メートルの距離まで風上から慎重に近づき、炎の根本を目掛けて消火剤を噴射した。

 中には炎の勢いが強くてなかなか消せなかったり、粉末の消火剤が思った以上に広がって苦戦する参加者も。

 苫小牧埠頭の久保善敬さん(54)は「油と炎の境目を狙うのが難しかったが、効果的に消す方法を学べてよかった」と話していた。

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