苫小牧縄文会(矢野嘉一会長)は11月30日、市美術博物館で講演会「北の縄文文化を知る・学ぶ・考える」を開いた。市民約80人が、縄文人の生活様式や文化に理解を深めた。
講師は、道埋蔵文化財センターの長沼孝理事長。縄文土器は粘土の化学変化を応用した調理道具であり、縄文人は煮炊きに使う鍋や釜として使用することで、食生活を改善したことを説明。土器の形や文様について「自分たちの世界観、アイデンティティーを主張している」と解説した。
縄文人は自然と共存、共生する考えを持ち、狩猟、漁労、採集を生業とし、農耕や牧畜をせず多種多様な食物資源を活用していたことも伝えた。
縄文時代の道具の技術や交易、土偶などについても語り、市民は熱心に耳を傾けていた。
講演会終了後は、同館に所蔵される埋蔵文化財の見学会を開いた。
















