ゲートキーパー養成講座 企業向けに初開催、18社参加

ゲートキーパー養成講座 企業向けに初開催、18社参加
「職場全体でのサポートが大切」と語る佐藤さん

 自殺のサインに気付き、専門機関につなぐ「心の門番」ゲートキーパーを養成する講座(苫小牧市主催)が3日、市民活動センターで開かれた。今回は初めて企業向けに企画され、18社から28人が参加。専門家から、悩みを抱える人の話を聴く姿勢などについて学んだ。

 自殺防止などを促す市の「生きることの包括的支援事業」の一環。北海道メンタルケアセンター(若草町)の臨床心理士佐藤晋裕さんが、講師を務めた。

 佐藤さんは「自殺に至る過程のどこかで誰かが異変に気付いて声を掛け、必要な支援をし、見守ることができれば自殺は確実に減らせる」と強調。「一人一人の力は小さくても社会全体で対策できる」と訴えた。

 「業務上、ストレスがあっても上司や同僚、友人などのサポートが強い場合、健康障害は生じにくい」とも。「メンタルが不調だと、自分の状態も適切に判断できない。積極的に声掛けし、『もしかしたら』を防いで」と呼び掛けた。

 市健康支援課によると、市内のゲートキーパーは、同日の講座終了時点で1551人となった。

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