スモークサーモンのトップブランドとして知られている王子サーモン。苫小牧市有明町の北海道工場では、年末年始の需要期に対応するため急ピッチで商品づくりが進められている。工場内の作業台には薫煙などの処理を終えた色鮮やかなサーモンがずらり。約70人の従業員が交代勤務をしながら、中骨の抜き取りやカットなどの工程に忙しい。作業は28日まで続く見通しだ。
原料のサケはノルウェーやチリ、ロシアなどから輸入したものが中心。北海道産も一部製品向けに使用している。
同社のスモークサーモンは絶妙な脂乗りと香りの良さが大きな特徴。年末は歳暮やクリスマス、正月向けなど需要が高まる時期で、今年も12月は平常時より2割増の約45トンを生産する予定。生産ピークを迎えた工場内では、ベテラン従業員らが真剣な表情で作業に当たっている。
富永聡製品保証室長(58)は「衛生面や品質に最大限の配慮をしながら作業を進めている。今年もおいしい製品に仕上がっているので、地元の皆さんにもぜひ味わってほしい」と語った。
















