苫小牧工業高等専門学校と同校協力会は4日、地元企業との連携強化を目的とした「地域連携シンポジウム」を苫小牧市のグランドホテルニュー王子で開いた。高専生や教職員、企業関係者ら約160人が参加。社外との連携で革新的な商品開発を目指す企業による「オープンイノベーション」講演や専攻科1年生のポスターセッションなどを繰り広げた。
講演は、北海道ガスエネルギーサービス事業本部の稲垣利陽スマートエネルギー推進室課長が「エネルギーのその先へ。お客さまへ新しい暮らしと体験を」の演題で、入社2~6年目の若手6人が新たなプロジェクトに着手した経緯などを紹介した。
「省エネ技術はますます向上し、人口減でエネルギー需要は減る」と指摘。顧客データなどを強みに他企業と連携し、次世代エネルギー利活用やゼロベースからの事業創出を検討してきたことに触れ、「まずは動き出すことが大事」と訴えた。
道経済産業局の山本英明産学官連携推進係長も「北海道経済は停滞しており、新製品開発や新市場への進出などによるオープンイノベーションが課題解決のポイントになる」と強調。名刺交換からネットワークづくり、新規ビジネスにつなげる必要性を説いた。
専攻科の1年生26人は、ポスターセッション形式で研究成果を発表。超音波スピーカーの開発や高付加価値トマトの成分分析など、幅広い研究テーマが企業関係者の目を引き、学生も内容を伝えようと熱弁を振るった。
















