苫市教委 第3子以降の給食費無償化へ、20年10月の実施目指す

苫市教委 第3子以降の給食費無償化へ、20年10月の実施目指す

 苫小牧市教育委員会は5日の苫小牧市議会定例会で、多子世帯の3人目以降の給食費を2020年10月にも無償化する方針を示した。人口減少対策の一環として進める考え。対象範囲や申請方法などは現在調整中。実施されると1人当たり月額5000円前後の負担軽減となる見通しだ。

 池田謙次氏(公明)の一般質問に対する答弁で説明した。

 多子世帯向けの給食費支援をめぐっては、今年2月の定例会で当時の教育長が「多子世帯の経済的負担を軽減するため検討を進める」と明言。同6月の定例会では、多子世帯の3人目以降の給食費無償化の20年度実施を検討していることも明らかにしていた。

 5日の質疑で市教委は「制度設計の大枠が固まりつつある」と説明。この中で第3子の定義について対象世帯に3人以上子どもがいるだけでなく、18歳以下であることや小中学生以下が3人である―などの条件を整理し、対象者の抽出や申請方法など検討しているとした。

 市教委によると、市内の学校給食費は現在、小学校が月額4500円(1食当たり271円)、中学校が同5250円(同316円)。物価上昇などを受け19年度は5年ぶりの値上げに踏み切り、前年度比で月額510~520円増と家計負担が増している。

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