水揚げ日本一を誇る苫小牧漁業協同組合(伊藤信孝組合長)のホッキ漁は7日、苫小牧沿岸で冬漁が始まった。同日早朝に15隻が出漁し、約3・6トンを初水揚げ。大サイズは前年を100円ほど上回る1キロ当たり1100~653円で取引され、幸先のいいスタートを切った。
苫小牧漁協のホッキ漁は徹底した資源管理で知られ、漁獲量は市町村別で18年連続日本一を継続中。ホッキ貝は道内各地で7・5センチ以上を漁獲しているが、苫小牧は9センチ以上の大ぶりな貝に限定。漁期も5、6月の産卵期は禁漁とし、夏(7~11月)と冬(12~翌年4月)に分けている。
今季は漁業者96人がホッキ漁に従事し、夏・冬漁それぞれ48人ずつで担当。夏漁は11月21日に漁協が自ら決めた上限396トンの漁獲を終え、今月6日までつかの間の休漁だった。この間にさらなる資源増を目指し、移植放流や老齢貝の間引きも行った。
7日はまだ辺りが暗い午前5時半ごろから、漁を終えた船が次々と苫小牧港漁港区に帰港。漁業者が籠にびっしりと入ったホッキ貝を荷揚げした。「大勢丸」の大島秀樹船長(54)は「冬は厳しい寒さの中で漁が続くが、苫小牧のホッキを皆さんに提供していきたい」と話していた。
















