苫小牧消費者協会が学習会―JISの役割学ぶ

苫小牧消費者協会が学習会―JISの役割学ぶ
JISをテーマに開かれた学習会

 苫小牧消費者協会はこのほど、苫小牧市民活動センターで学習会「JIS(日本産業規格)って何?」を開いた。会員や市民約30人が参加し、JISの役割や必要性を学んだ。

 主婦連合会(本部東京都)が共催し、同連合会の副会長、柿本章子さんと平野祐子さんが講師を務めた。

 柿本さんは、JISが日本の産業製品に関する国家規格であることを説明。多くの消防団が駆けつけたが延焼を防げず、1526棟もの建物を焼失した米国での火災を例に挙げ「消火栓と各地域のホースが合わず、消火に時間がかかった」と統一した規格にする標準化の必要性を解説した。

 製品の規格や品質を標準化することで、使いやすさの向上、性能維持、安全性の確保につながることも伝えた。

 平野さんは、情報や注意を示すために表示される視覚記号「ピクトグラム」に関するJISのうち、主に津波などの災害避難誘導標識について説明。東日本大震災を機に、素早い避難誘導の必要性が認識され「地域住民のみならず、観光客にも分かりやすい避難場所の情報提供が求められる」と話した。

 同協会は、消費生活の向上に向けて、消費者に正しい知識を普及する学習会を定期的に開いている。今回はJISの基礎知識と災害時に役立つピクトグラムについて理解を深めてもらおうと企画した。

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