防衛省は12日、来年1月22日から2月8日の日程で陸上自衛隊北海道大演習場(千歳、恵庭市)と矢臼別演習場(根室管内別海町など)で日米による共同訓練を実施すると発表した。国内で行う陸自と米海兵隊の訓練としては過去最大規模。米軍の新型輸送機MV22オスプレイが航空自衛隊千歳基地を補給拠点とする計画だが、苫小牧市では市民団体から懸念の声が出ている。
「ノーザンヴァイパー」と名付けられた共同訓練は、陸上自衛隊北部方面隊第5旅団(帯広市)の1600人、沖縄駐留の米第3海兵師団などから2500人が参加する。
陸上幕僚監部によると、主な訓練部隊は▽陸自帯広駐屯地第4普通科連隊▽同第5特科隊▽同第1対戦車ヘリコプター隊▽米・第4海兵連隊▽同・第12海兵連隊第3大隊▽同・第36海兵航空群。2017年に行われた前回訓練と比べて陸自が約300人、米海兵隊は約500人多い。
オスプレイの来道は17年の共同訓練以来。前回は青森県の米軍三沢基地を拠点としたが、今回は空自千歳基地を拠点に2機程度を運用する。
この計画に対し、米軍戦闘機の訓練移転反対苫小牧実行委員会の斉藤秀夫事務局長は、「オスプレイは事故が多い危険な機種」などと指摘。国内への展開拡大にも懸念を示し、今後の動向を注視する構えだ。同団体は過去に、戦車の公道走行訓練に合わせて千歳の市民団体と連携して抗議行動を行っているが、今回は「これから対応を協議する」としている。
















