新千歳空港とフィンランド・ヘルシンキを結ぶ直行便を就航させたフィンランド航空(フィンエアー)のミッコ・トゥルティアイネン副社長は16日、道庁で記者会見し、「北海道は素晴らしい大自然があり、ヨーロッパの人たちには魅力的だ」と述べ、17年ぶりとなる道内と欧州を結ぶ定期便の利用増に期待感を示した。
新千歳―ヘルシンキ線は、エアバスA330(263席)を使用し16日に就航。片道約9時間で週2往復(新千歳発は月・金曜日に運航)する。当初は冬季のみの運航を計画していたが、予約状況が好調で、実際の就航前に通年運航に切り替える異例の措置を取った。
トゥルティアイネン副社長は「日本は本国以外で最大のマーケット」と切り出し、新千歳―ヘルシンキ線の就航で「北海道からヘルシンキ空港をハブ(拠点)としてヨーロッパの100都市以上にスムーズなアクセスが可能になった」と強調。北海道については「素晴らしい大自然があり、冬はスキー、夏はアウトドア・アクティビティーを楽しめる。さらにラーメン、海鮮料理、温泉など世界の人たちにとっては本当に魅力的だと思う」と述べた。
副社長と一緒に会見した駐日フィンランド大使のペッカ・オルパナ氏は「定期便の就航で観光のみならず、ビジネス、学生の交流なども広がる。北海道との新しい歴史の1ページが幕開けした」と説明。さらに気候も似ているフィンランド、北海道の企業にとっては「さらなる友好、ビジネスチャンスが深まる」と期待した。
また、道の浦本元人副知事も会見に同席し「官民一体で誘致活動を行ってきた。心より歓迎したい」とし、「欧州では北海道も徐々に知名度が上がってきた。インバウンド(訪日外国人旅行者)、アウトバウンド(海外旅行者)とも需要を高め、継続的な運航に向けてプロモーション活動に力を注ぎたい」と意欲を示した。
















