12月に入り、苫小牧市内で火災が相次いでいる。市消防本部によると、同月1~18日の発生件数は4件で、すでに過去10年間の同月の平均件数と同数。中には放火が疑われる事案もあり、同本部は火の取り扱いに注意するとともに「家の周りに燃えやすい物を置かないで」と注意喚起している。
同本部によると、今月は5日から9日までに車両火災を含め、4件の通報があったがいずれも大規模火災には至らず、けが人も出ていない。
9日は午後5時ごろ、泉町で共同住宅1階部分の車庫から出火し、内部にあった衣類などが燃えた。10月にも同じ敷地内の別の車庫からも火が出ており、同署は不審火の可能性もあるとみて詳しく調べている。
同日午後8時15分ごろには、桜木町の木造住宅で、2階の寝室の一部が燃えた。たばこの火の不始末が原因とみられる。
今年の市内での火災発生件数は18日現在で64件。昨年1年間の47件をすでに大きく上回っている。同本部によると、放火または放火の疑いがある火災が、このうち15件を占めている。
暖房器具を本格的に使用する季節を迎え、市消防署の鳥越忠人副署長は「火のそばに燃えやすい物を置かず、部屋から出る時は必ず消すことと、玄関口や敷地内に燃えやすいものを放置しないことを徹底してほしい」と呼び掛けている。
















