苫小牧市の岩倉博文市長は26日の定例記者会見で、道が国への区域認定申請を見送ったカジノを含む統合型リゾート施設(IR)について、今後も道の真意を探りながら、優先候補地として誘致活動を継続する意向を改めて示した。
岩倉市長は、鈴木直道知事が見送りを表明して以降、初めて行われた今月23日の知事との会談に触れ、「(見送り理由を)直接聞く場としては意味があった」としつつ、「道庁の真意をもう少し深掘りして確認したい」とも説明。今後も誘致活動を進める考えを示し「あくまでも(IRに)投資するのは民間事業者。投資意向を持つ会社がある以上、丁寧に対応するのが基本」との見解を述べた。
また、今月中旬に出張で上京した際、IR候補地の隣接地で高級リゾート計画を進める投資会社MAプラットフォーム側と懇談したことを挙げ、「(10月に公表されたリゾート計画は)準備を進めていると聞いた」とした一方、道のIR見送り表明に対し「(MA社側は)多少はがっかりしたような印象を持った」と振り返った。
この他、IR誘致をめぐり、中国企業から賄賂を受け取った疑いで国会議員など複数の逮捕者が出る事態になっていることに、今後の国の動向を見極める必要性も指摘した。
















