苫小牧市科学センターは26日、市役所12階の展望回廊で部分日食の観察会を開き、冬休み中の家族連れや高齢者ら市民約30人が年の瀬の天体ショーを楽しんだ。部分日食は今年1月6日以来。同センターによると、年に2回、部分日食を見られるのは珍しいという。
この日、市内は曇り空だったが、日食が近づくにつれ雲は薄くなった。午後2時31分、南西方向の空にある太陽が欠け始め、同3時ごろには偏光グラス越しの肉眼でもはっきりと日食を認識できた。同3時27分に最大約3割欠け、西の地平線に向かって沈んでいった。
「若い頃には山に登って流星群観測をした」という永福町の宇佐美金悦さん(87)は「今年最後の日食を何とか見たいと思っていた。きょうは満足」と笑顔。双子の長男、長女(5)を連れて訪れた北栄町の主婦岡和代さん(44)は「子どもたちにとっては初めての日食観察。いろんなことに好奇心を持つきっかけになれば」と話した。
















