鈴木直道知事は27日、今年最後の定例会見を開き、来年6月から道庁本庁舎敷地内を完全禁煙にすると発表した。現在、屋外に設置されている喫煙所を来年5月末で撤去する。「職員に対する禁煙支援対策を強化し、喫煙所の円滑な廃止に向けて準備をしっかり進めていきたい」と述べた。
敷地内完全禁煙は▽既に10都府県が実施している▽道が年度内に受動喫煙防止条例の制定を目指している▽来年7~8月に東京五輪マラソン・競歩・サッカーが札幌で開催される―ことなどを踏まえて検討。同日、道と全道庁労組が「安全衛生委員会」を開き、「社会情勢の変化や職員の健康管理の観点から、敷地内を全面禁煙とする意見でまとまった」ことを重視し、知事が最終判断した。
知事は「この決定を実効性あるものにしていくためには、何より職員の意識が重要」と強調。「たばこを吸っている職員には、道庁の喫煙環境が大きく変わることを理解してもらうように説明していきたい」と語った。具体的には庁内放送や所属長による注意喚起などを行っていく構え。
全道14振興局についても「本庁に準ずる形で対応してもらいたい」と述べ、完全禁煙としたい意向も示した。
来年1月に完成し、6月から使用を開始する道議会新庁舎で、自民党・道民会議のみが会派控室に喫煙所設置の方向であることに関しては「具体的な内容は決まっていないと伺っている」としながらも、「道民も大変注目している。議会でしっかり議論を深め、答えを出していただきたい」との姿勢を示した。
道はこの日が仕事納め。知事は定例会見の後、庁議を開いたほか、各部局を回って、職員たちの1年間の労をねぎらった。道庁は28日から9連休に入り、来年1月6日が仕事始めになる。
















