苫小牧市春日町のヘアサロン「サロン ド リッチェ」の店長伊藤成樹さん(29)が先月、横浜市で開かれたヘアスタイリストらの全国大会「JUHA JAPON FESTIVAL(ジュハ ジャポン フェスティバル)2019」の総合部門で優勝した。営業終了後にこつこつと練習を重ねた努力が実り、「本当にうれしい」と喜ぶ。
フェスは、かながわ理容美容協同組合などの主催。モデルやウィッグ(頭部模型)の頭髪をカット、ブロー、パーマなどで整えたり、ネイルアート、デッサンの作品展示などを通し、全国各地のヘアスタイリストらが腕を競い合う。今年は11月19日、横浜市内のイベントホールで開催。全12部門で総勢約700人が出場した。
このうち、伊藤さんが出場した総合部門はモデルの女性と男性ウィッグのスタイリングをそれぞれ40分以内に行う内容で、最難度の部門という。
ヘアサロン業界で働き始めて9年という伊藤さんは技術や知識のレベルアップへ機会あるごとにコンテストにチャレンジしてきた。3年前、同フェスにも出場したが、「入賞できなかったことが心残りだった」と振り返る。
同店の長野有一朗オーナーの勧めもあって、総合部門へのエントリーを決意。2月ごろからモデルを引き受けてくれる女性を探すなど準備を進め、9月に入ってからは連日、店内でスタイリングの研究に打ち込んだ。地道な努力が実り、落ち着いて大会本番に望むことができ、完成度や手際の良さなどが高く評価された。
同店からはチーフの長野美喜さん(29)が女性モデルのスタイリングを行うグランプリ部門、アシスタントの吉村真優さん(19)がパーマのロッドを巻くワインディング部門に出場。長野さんは3位、吉村さんも敢闘賞に選ばれた。
伊藤さんは「今までコンテストは孤独な戦いだったけど、今回は店の仲間と一緒の挑戦で心強かった」と強調。「これからもいろいろなコンテストに挑戦し、技術を向上させたい」と話した。
















