優至会塚本道場 53人が入賞 クラス別空手道大会

優至会塚本道場 53人が入賞   クラス別空手道大会
多数の入賞者を輩出した塚本道場

 苫小牧市内の空手道場優至会塚本道場はこのほど、砂川市で開かれた第4回優至会北海道クラス別空手道大会で形と組手合わせて32部門延べ53人が入賞した。

 全道各地から230人が参加。形と組手でリーグやトーナメント戦が行われた。

 工藤慶斗(苫小牧工業高1年)はフルコンタクト一般U20の部で自身初となる優勝を飾った。決勝では同門の下山田慎之介(千歳高1年)に初勝利。工藤にとって下山田は「間合いの取り方など技術力ではトップクラス」と認める相手。決勝の一番では気持ちを強く持って前に出て試合を優位に進めた。

 指導する塚本鉄兵代表は「工藤は攻撃力が武器だが勝ち切れずにいた。今回の優勝を自信につなげて、全国規模の大会にも挑戦してほしい」と背中を押した。

 フルコンタクト小学2年男子Aの部では木山耀太(ウトナイ小)が優勝した。決勝で同門の佐藤雄翔(拓進小)に勝利した。「前回は負けてしまったが、リベンジできた」と胸を張る。動きが速い相手だが、落ち着いて立ち回ることができたという。「技のコンビネーションができるようにこれから練習していきたい」とさらなる飛躍を誓った。

 同じく小学1年男子B・Cの部は伊藤豪輝(拓勇小)が栄冠を飾った。13人のトーナメントを見事制した。伊藤は「練習でやっていたことを出せた」と手応えを語りながら、「相手の攻撃をかわす練習をしていきたい」と試合の中で見えた課題を口にした。

 塚本代表は「泣きながら頑張って稽古してきたことが結果につながった」と評価。来年の全日本大会のメンバー入りは逃しているが「次こそは全日本の権利を獲得してもらいたい」と話した。

 入賞者は次の通り(関係分)。

 【形】
 ▽小学1年初級Bの部 (3)大和優(拓勇小)▽2年同 (2)小向(沼ノ端小)▽2・3年女子初級Aの部 (1)齋藤結(豊川小2年)▽3年初級Bの部 (3)松田(拓進小)▽2・3・4年男子初級Aの部 (3)塚本大(同2年)▽同中級Bの部 (1)玉置ののは(同4年)(3)大和滉(拓勇小3年)、鈴木(拓進小3年)▽3・4年中級Aの部 (2)畑中(同)▽5・6年・中学中級A・Bの部 (2)工藤虎(沼ノ端小5年)▽5年上級Bの部 (3)本間(大成小)▽6年・中学上級Bの部 (1)酒井晴生(糸井小6年)(2)髙橋(登別明日2年)(3)工藤哉(青翔中2年)▽5・6年・中学上級Aの部 (1)古河原晃矢(青翔中2年)

 【組手】
 ▽ライトコンタクト小学4・5・6年男子Aの部 (3)本間(大成小5年)▽同4・5・6年・中学生Bの部 (1)工藤虎輝(沼ノ端小5年)▽フルコンタクト1年男子B・Cの部 (1)伊藤豪輝(拓勇小)(2)岡部(鵡川中央小)(3)佐々木(ウトナイ小)▽同Aの部 (1)大和優真(拓勇小)(2)大場(明野小)▽同2年男子Bの部 (1)平塚叶真(拓進小)(2)平瀬(ウトナイ小)▽同Aの部 (1)木山耀太(ウトナイ小)(2)佐藤(拓進小)(3)長澤(沼ノ端小)▽同2年女子B・Cの部 (3)齋藤結(豊川小)▽同3年男子Cの部 (3)大石(拓勇小)▽同3年男子Aの部 (2)塚本大(拓進小)(3)大和滉(拓勇小)▽同3年女子Bの部 (2)井上(糸井小)(3)平塚(拓進小)▽同4年男子Aの部 (1)塚本悠剛(拓進小)(2)風間(ウトナイ小)(3)葛西(拓進小)▽同3・4年女子Aの部 (1)古河原海音(拓進小4年)(2)玉置(同)(3)佐藤(沼ノ端小4年)▽同5年男子Bの部 (2)工藤虎(沼ノ端小)▽同5年男子Aの部 (1)伊勢快音(拓進小)▽同6年男子Bの部 (2)工藤龍(沼ノ端小)▽同6年男子Aの部 (1)山本悠世(沼ノ端小)(2)山崎(萩野小)▽同中学1年男子Aの部 (1)伊勢天翔(青翔中)▽同中学女子Aの部 (2)齋藤凜(光洋中1年)(3)小川(青翔中1年)▽同中学2・3年男子の部 (1)古河原晃矢(青翔中2年)(3)工藤哉(同)▽同一般U―20の部 (1)工藤慶斗(苫小牧工業高1年)(2)下山田(千歳高1年)(3)村上(登別明日4年)▽同一般男子の部 (3)長澤

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