苫小牧市内のパークゴルフ場「糸井の森パークゴルフ」は今冬、小雪が続くことから屋外コースでもプレーできる状況が続いている。市外客を中心に連日、屋外でのラウンドを楽しむ客が訪れている。
同施設が1月に屋外コースを開放したのは2008年以来12年ぶり。例年12月31日までは降雪のたびに除雪して屋外コースのプレーに対応するが、1月以降は除雪をしないため積雪があればラウンドできない。
施設関係者によると、今後も根雪にならない限りは屋外でもプレーできる見込みという。白岩千年オーナーは「2、3センチの積雪があっても、解ければ屋外コースも再開したい」と話している。
糸井の森パークゴルフは12月31日と今月1、2日は休業し、3日に営業を開始。地元客の多くは屋内コースを利用するが、市外の地方客は開放感のある屋外コースを目当てに来場する。1日平均は2、3組だが、多い日は20人ほどが楽しむという。千歳市から来場した大宮勝也さん(68)は「この時期に屋外でできるのは珍しい。寒さを我慢すればやっぱり外でプレーする方が楽しい」と話した。
白岩オーナーは「屋外コースは冬でも一定の需要がある。状況が許す限り、屋外コースも利用できるようにしていきたい」としている。

















