早朝の住宅街に衝撃 建物火災犠牲者1年ぶり

早朝の住宅街に衝撃 建物火災犠牲者1年ぶり

 2階建ての住宅が瞬く間に全焼し、隣接するアパートにも延焼、住人が近くの町内会館に避難するなど周囲は一時騒然となった。3連休初日の早朝、閑静な住宅街に衝撃が広がった。苫小牧市内の建物火災で犠牲者が出るのは、2018年12月に啓北町の共同住宅で60代女性が亡くなって以来、約1年ぶりとなる。

 現場は柏木町3の道道苫小牧環状線沿いの緑地帯「木もれびの道」のすぐそば。炎や煙がもうもうと上がる住宅沿いに放水する消防車両などがずらりと並び、近隣住民ら50人ほどが不安そうな面持ちで消火活動を見守った。

 通報者の一人で、現場の向かいに住む柏木町町内会副会長の田代龍男さん(75)は「居間のカーテンを開けたら2階の窓から火が出ていた。駆け付けて1階の窓をたたいたが反応はなかった」と心配そうな表情。現場近くで暮らす男性(43)も「サイレンの大きな音が近づき、目が覚めた。外に出ると火が上がっていた」と驚いていた。

 同町町内会館にはアパートの5世帯6人が避難した。1階に住んでいたという男性(65)は「『ドーン』という爆発音で目が覚めたが火災だとは思わなかった。隣の人が『火事だ』と駆け付けてくれ、必死で逃げた」と青ざめた表情で話していた。

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