子ども・子育て支援2期計画案まとまる 待機児童解消や病児施設増 苫小牧市

子ども・子育て支援2期計画案まとまる 待機児童解消や病児施設増 苫小牧市

 苫小牧市は子育て施策を盛り込んだ、子ども・子育て支援事業計画の第2期計画案をまとめた。2020~24年度の計画期間内で待機児童解消を目指すほか、一時預かりや病児・病後児保育に対応する施設を増やすことで、安心して子育てできるまちづくりを推進する。23日まで、計画案への意見公募(パブリックコメント)を実施している。

 幼児教育や保育、子育て支援事業が適切に提供されるよう、施策の方向性や需要への対応策などをまとめる同計画。全市町村に策定が義務付けられており、市でも15年度、現行計画をスタートさせた。

 19年度末までの待機児童の解消を目指し、保育施設を整備。15年度から18年度末までに認定こども園は既存の2園に加えて7園、0~2歳児を受け入れる小規模保育施設も9園が新たに開園し、施設整備はほぼ計画通りに進んだが共働き世帯の増加や、道による3歳未満児の第2子以降の保育料無償化などで保育ニーズが当初の想定を上回り、待機児童解消には至っていない。

 このため、市は2期計画で認定子ども園を9園増やし18園、小規模保育施設も6園増の15園としたい考え。これにより、1、2歳児の待機児童は22年度に、0歳児の待機児童は24年度に解消する見通しだ。

 保護者の仕事や急な用事、傷病などで保育を必要とする子どもを預かる一時保育についても、ニーズの高まりに対応するため、21年度に実施施設を現行の6カ所から1カ所増やす方針だ。

 市内3カ所の認可保育園で体調不良の子どもを預かる病児・病後児保育に対応しているが、いずれも対象は在園児のみ。市はニーズに応えるため、22年度に在園児以外の子どもも預かる病児・病後児保育の実施園施設を2カ所新設計する計画だ。

 保育施設の整備計画に加え、子どもと保護者の健康増進や仕事と子育ての両立、児童虐待、ドメスティックバイオレンス(DV)の対応など153施策の方向性も明記した。

 市こども育成課は「子どもの健やかな育ちを社会全体で支援するための計画。ぜひ多くの市民に関心を寄せてもらいたい」と話す。

 計画案は、同課窓口や市内のコミュニティセンターなどで閲覧可能。意見の提出は市のホームページやメール、郵送などで。問い合わせは同課 電話0144(32)6224。

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