防災ボランティア 登録135人に あす防災と ボランティアの日 苫小牧市社協ボラセン 西部と東部で講座初開催

防災ボランティア 登録135人に あす防災と ボランティアの日 苫小牧市社協ボラセン 西部と東部で講座初開催
災害時に役立つ技能についての研修を受ける防災ボランティア=昨年7月、苫小牧市民活動センター

 苫小牧市社会福祉協議会が運営する市ボランティアセンター(ボラセン)に登録する防災ボランティアは15日現在135人で、当初目標の140人に迫っている。市民の防災意識向上などで、昨年1月16日から1年間で55人増加。市社協はさらなる人材確保へ25、26の両日、市内西部地区と東部地区で初めて「防災ボランティア講座」を開く。あす17日は、1995年に阪神・淡路大震災が起きた日にちなんで定められた防災とボランティアの日。

 災害ボラセンは被災者の情報を把握し、各地から集まる災害ボランティアを派遣して生活再建を支援する組織。苫小牧では市社協が市からの要請を受けて市民活動センターに設置し、運営に当たることになっている。

 災害の混乱の中でも孤立する地域住民を出さないため、市社協は2016年度、地域住民と災害ボラセンのつなぎ役となる防災ボランティアの登録事業をスタート。防災ボランティアには被害状況や手助けを必要とする市民を把握し、災害ボラセンに情報提供したり、災害ボラセン運営に協力するなどの役割を担ってもらうことを想定している。

 防災ボランティアの登録は随時、受け付け中。胆振東部地震発生前の18年7月は64人だったが、同地震を受けた防災意識高揚などで昨年1月16日時点で80人まで増えその後も、着実に登録者数を伸ばしている。

 市社協は当初、中学校区ごとに10人ほどの登録者を配置し、市内全域で140人以上とする目標を設定。達成まであとわずかだが、市社協担当者は「登録者の多くは市内中心地区に集中しており、西部、東部地区は手薄」と説く。

 市内全域に満遍なく防災ボランティアを配置するため、市社協は今月、市内東部地区と西部地区で防災ボランティアについて知ってもらう講座を初めて企画。25日は特別養護老人ホーム沼ノ端はくちょう苑(北栄町)、26日はのぞみコミュニティセンター(のぞみ町)で予定しており、参加者を募集中だ。

 講座では市社協職員や防災ボランティアらを進行役に胆振東部地震後、厚真町、むかわ町、安平町に開設された災害ボラセンの運営事例を紹介。実際に活動したボランティアが感じている課題の発表、防災ボランティアの事業の説明などを行う。いずれも午前10時~正午。参加無料。

 問い合わせ、申し込みは市ボラセン 電話0144(84)6481。

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