19年苫小牧港発着フェリー 旅客4年ぶり増加87万2293人 「連休多く個人客が大幅増」

19年苫小牧港発着フェリー 旅客4年ぶり増加87万2293人 「連休多く個人客が大幅増」

 苫小牧港発着フェリーの2019年旅客数は前年比5・5%増の87万2293人で、4年ぶりに増加に転じた。道運輸局苫小牧海事事務所が輸送実績をまとめた。15年の87万5414人から、16年86万3532人、17年84万6382人、18年82万6928人と3年連続で減少が続いたが、一転してプラスになった。各運航会社は「昨年はゴールデンウイークが10連休になるなど連休が多く日並びが良かった」と要因を挙げている。

 商船三井フェリーの大洗便は上下便で15・7%増。同社担当者は「10連休をはじめ、夏や年末に長期の連休が続き、旅行や帰省する個人客が大幅に増えた」と話す。太平洋フェリーの仙台便は3・7%増、名古屋便は10・8%増。川崎近海汽船(シルバーフェリー)の八戸便は0・7%増だった。

 新日本海フェリーの秋田便は3・3%減った。同社苫小牧支店は「台風で欠航が増えたため」と指摘。一方、新潟便は10・7%、敦賀便は14・3%それぞれ増えており、YOSAKOIソーラン祭りなどに参加する団体客の増加や「太平洋ルートが悪天候で欠航になり、旅客が流れてきた」としている。

 乗用車は25万4403台(5・0%増)、自動二輪は3万4361台(16・3%増)、バスは1580台(1・9%増)といずれも前年実績を上回ったが、トラックは55万117台(0・8%減)と微減だった。

 今年は札幌市で東京五輪のマラソン・競歩競技などが開催されるほか、白老町で民族共生象徴空間(ウポポイ)が開設される。各運航会社はフェリーと宿泊をセットにした商品開発などを通じ、集客を図っていく。

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