苫小牧キリスト教船員奉仕会(サムエル吉野暁生会長)はこのほど、苫小牧港に寄港した国際航路船舶の外国人船員19人を市内双葉町の苫小牧シーフェアラーズセンターに招き、餅つき会を開いた。参加者は日本の伝統文化に親しみながら会員やボランティア11人と交流した。
昨年に続き2回目。オーストラリアから木材チップを運んだ「パックスシルバー」の船員9人と、米国から米を運搬した「サクラコーベ」の船員10人が参加した。全員が交代で餅つきを体験し、雑煮やきなこ餅、納豆餅、あんこ餅にして味わった。
雑煮を食べたフィリピン人のレオナルドアバネスさん(27)は、初めて苫小牧港に寄港した。餅の食感が、米をゆでてスライス状にし、ココナツミルクとあえて食べる自国料理に少し似ていると言い、味は「ベリーグッド」と笑顔で話した。事務局長の柳谷豊さん(73)は「外国人船員がせっかく苫小牧港に来てくれたので、長期間の航海で疲れた心身が少しでも癒えるようにもてなしたい」と話した。
同会は、苫小牧市内の五つのキリスト教会が1986年10月に発足させた。苫小牧港に寄港中の国際航路の船舶を訪ね、バスで同センターへ無料送迎するなど、週2~3回慈善活動をしている。会員は50~70代の市民約30人。
















