苫小牧市中学生主張発表大会 ⑦努力賞「私が私になるために」―啓北中2年 木村 マリアさん

苫小牧市中学生主張発表大会 ⑦努力賞「私が私になるために」―啓北中2年 木村 マリアさん

 14歳になりました。14歳の抱負は、「強い自分になる」「夢を叶えるために今できる準備をする」、この二つに決めました。まだ、誰にも言っていないんですよ。

 「強い私になる」ってすごく難しそうなイメージがあるんですけど、チャレンジしてみようと思います。感情も体調も強くありたいなって思うんです。

 具体的には、「すぐ怒らない」「もっと早寝早起きをする」「勉強から逃げない」ってことなんです。私は、すぐいらついて怒ってしまうし、ずっと好きなことをして夜更かししてしまうし勉強をやりたくなーいって思ったらそのままほったらかしにする弱い人間です。

 一番、自分が弱い人間だって思ったのは、去年部活を辞めてしまったっていう苦い経験があるからです。1年生の冬の頃。私にはその当時、やりたいことがたくさんあって部活より優先してしまうことがたびたびありました。結果、部活から足が遠のいてしまったんです。久しぶりに部活に顔を出したとき空気が変わったような気がしました。一方的な私の思い込みだったのですが、一度そんなふうに思ったら、どんどん気になってしまって自分で「居心地の悪い場所」と思うようになったんです。もう続けられないと退部したとき、心がすっごく軽くなりました。時々部活のことを考えると、楽しかったことも辛かったことも思い出して、胸がぎゅっとなります。たくさん考えました。本当にこれでよかったのか、私は逃げた弱い人間なのか…。

 音楽が好きで部活に入りました。クラリネットを吹いていたことが誇りで、また吹きたいと思ったり、指使いを忘れてしまうのが悲しいって思ったり。でもそれは、部活を辞めてしまったという後悔とは違う感情です。部活に関われて前向きな思考を作り出せるようになったし、多くのことを学べて貴重でよい経験になりました。悩みに悩んで下した結論。これらが全て、今の私を作っていると思えるからです。

 私の夢は養護教諭になることです。理想は生徒の気持ちに寄り添って一緒に考えていける先生です。生徒の悩みを否定や強制はせず解決したり、落ち込んでいる生徒は、保健室と私で包んだりしたいんです。あんまり大きなことを言うと未来の私が困っちゃうかもしれないんですけど。辛い時期を過ごしてきた私だからこそできることがあるんじゃないかって思います。かけてほしかった言葉を、かけてもらえてうれしかった言葉を、寄り添ってもらえたうれしさを、私なら少しはわかるかも…と思いました。だから、将来、先生になるまでもっといろんな挑戦をして経験を積み、知識を深めていこうと思います。将来のため今できる準備をしていこうと思うんです。

 これからの1年は、私がなりたい私になるための努力の年になります。将来の私が私らしく笑顔でいられるよう、今を精一杯生きようと思います。

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