札幌市南区のプロレスラー向け覆面職人熊谷大介さん(46)による苫小牧市内初の個展が30日まで、飲食店「たなかのぴざや」(山手町2)展示室で開かれている。カラフルな模様の覆面や覆面プロレスをモチーフにしたバッグやTシャツ、小物類計約400点が並んでいる。
マスクの素材はジャージーやレオタードなど伸縮自在の生地を使用。模様の部分は合成皮革などを使い、型紙製作から完成まで3~7日間を要するという。
札幌市出身の熊谷さんは2000年に東京都内の老舗工房に入門。プロレスラーの覆面製作技術を習得し、04年に独立した。
札幌を拠点に活動する社会人プロレス団体の選手のマスクを手掛ける。
12年に、札幌のJRタワー1階にあるタワーアートボックスで初個展「北海道ツラの皮」展を開いた時、「駅の利用者や通行人が面白がって見てくれた。覆面の世界は世間にもっと受け入れられる―と手応えを得た」と熊谷さん。覆面柄の小物類製作にも着手し、これまでにバッグやタオル、Tシャツ、ブローチなどを手掛けてきた。
昨年亡くなった往年の人気覆面レスラー、ザ・デストロイヤーにちなみ、屋号は「デストロイ屋」。札幌を中心に大阪や名古屋、神戸などの雑貨イベントなどに出品し、活動の幅を広げている。
今展は、昨年7月に同店で個展を開いた札幌市の画家カワシマトモエさん(52)の紹介を受けて実現。熊谷さんは「いろんな模様が楽しめるマスクの世界を満喫して」と呼び掛ける。
午前11時~午後9時半(最終日は同3時まで)。水曜定休。
















