北洋銀行は、2020年の道内企業の年間業況見通しを発表した。全産業の売り上げ判断指数(DI)は前年に比べ8ポイント低下してマイナス11、利益判断指数(DI)も2ポイント減少してマイナス12に。先行きの懸念材料では「個人消費の動向」が、前年比5ポイント増加して最多となっている。
DIは増加企業の割合から減少企業の割合を引いた数値。調査は昨年11月中旬~12月上旬に、道内企業691社を対象に実施し、380社から回答を得た(回答率55%)。
売り上げDIの業種別では、食料品と鉄鋼・金属製品・機械、ホテル・旅館業の3産業が前年比で改善。特に食料品は24ポイントも上昇して21に。ホテル・旅館業は19ポイント上昇してマイナス19になった。逆に木材・木製品、建設業、卸売業、小売業、運輸業の5産業が前年比で悪化。食品小売や自動車店が持ち直すものの、その他が弱い動きの小売業は3ポイント低下してマイナス19に。木製品製造業の業況の落ち込みが目立つ木材・木製品は32ポイントも減少して5となった。
利益DIの業種別でも、食料品と鉄鋼・金属製品・機械、ホテル・旅館業の3産業が改善。弱い動きながら業況が持ち直す見通しのホテル・旅館業は19ポイント上昇してマイナス19になった。この他、運輸業は前年と同じ0に。木材・木製品、建設業、卸売業、小売業の4産業で悪化した。民間工事、公共工事とも業況後退の見通しの建設業は9ポイント低下してマイナス22に。小売業も2ポイント減少してマイナス18となった。
先行きの懸念材料(複数回答)では、「個人消費の動向」が46%で最多。これに「公共投資の動向」と「雇用の動向」(共に44%)、「原油価格の動向」(42%)、「台風などの災害の影響」(36%)が上位を占めた。
















