中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスの感染による肺炎が拡大している問題で、道は22日に庁議を開き、対策を強化する方針を決めた。24日から春節(旧正月)を迎え、中国から多くの観光客の来道が見込まれているため。鈴木直道知事は「本日中に札幌市と連携をして、宿泊施設や関係団体に注意喚起の文書を発出するなど対策の強化を」と指示を出した。
庁議では、橋本彰人保健福祉部長が厚生労働省が発表している発生状況や、空港での検疫を強化した国の対応などを説明。道の今後の対応としては(1)道立保健所を通じ、医療機関へ国の通知に基づき発生時対応を通知しており、今後も随時通知する(2)新型コロナウイルス検査のために国立感染症研究所に保健所から検体を送付する体制の確認と徹底(3)春節を迎えて多数の人が利用する宿泊施設、飲食店、遊技施設などへの注意喚起を徹底する―ことを確認した。
橋本保健福祉部長は「国の水際対策に加えて、国内で感染の症状が現れた人の早期発見による感染拡大防止を徹底することが重要だ」と述べた。
鈴木知事は「今回の新型コロナウイルスについては、道民の多くが不安に思っている。今後の感染防止に向けて、道民、関係機関が正しい知識を持ち、適切な対応をしていくことが重要だ」と強調。さっぽろ雪まつりなど冬の観光シーズン、春節を迎え、国内外から多くの観光客が来道することも指摘。道民に対しては「手洗いやマスクの着用など基本的な感染予防を徹底していただきたい」と要望。さらに「庁内各部の連携を図り、迅速かつ的確な情報提供を行ってほしい」と幹部職員に改めて呼び掛けた。
















