社会人マーチングバンド「カスケーダーズ」 全国大会へ―練習に熱

社会人マーチングバンド「カスケーダーズ」 全国大会へ―練習に熱
全国大会に向けて、練習に励む社会人マーチングバンド「カスケーダーズ」

 苫小牧市内を拠点に活動する、社会人マーチングバンド「カスケーダーズ」。2月22、23日に横浜市で開かれる第19回マーチングステージ全国大会(日本マーチングバンド協会主催)の出場権を持つ実力派バンドで、代表を務める会社員、蹴揚(けあげ)一誠さん(23)=苫小牧市在住=は「よい演奏をして、社会人になっても音楽を楽しめる機会があることを広く発信したい」と大会への特別な思いを話す。

 カスケーダーズは2006年に結成し、メンバーは苫小牧市を中心に札幌市、千歳市で働く20代の男女16人。練習は市内の沼ノ端交流センターを拠点にして毎週日曜日の午後5時から約4時間、ホルン、フルート、トランペットなどの楽器を手に打ち込んでいる。蹴揚代表は「仕事の休みに集まっているので、音楽を楽しむことを大切にしている。仕事のストレス発散になるというメンバーも多い」と話す。成果は地元の吹奏楽イベントや町内会の夏祭りに出演して発揮し、子ども向けの演奏体験の場を設けたりもしている。

 マーチングステージ全国大会への出場権は、昨年9月に札幌市内で開かれた第37回北海道マーチングバンドフェスティバル(日本マーチングバンド協会北海道支部主催)のマーチングステージ部門で金賞に輝いて手にした。同バンドとしての大会出場は10年ぶりだったため、曲選びから各パートのアレンジ、パフォーマンス内容はメンバー間で検討を重ね、2年間ほど準備と練習に充てた。

 「お互いを意識し合い、よかった点、直した方がよい点などそれぞれ言ってみて」―。沼ノ端交流センター遊戯室で行った19日の練習では、合奏をしたり、動きの確認をしたりした。全国の大舞台が迫る2月からは、練習回数を毎週土、日曜日の2回に増やし、追い込みをかける。

 蹴揚代表は「仕事をしながらの活動する難しさを感じる場面もあったが、続けてきてよかった」と全国大会出場の喜びをかみしめる。一方、「社会人のマーチングバンドは減少傾向にある。少しでも注目され、こうした活動の存在を知ってもらい、音楽仲間を増やすようにしていきたい」と決意を語る。

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