東京商工リサーチ苫小牧支店がまとめた2019年の管内(東胆振1市4町、千歳市、日高管内7町)の企業倒産件数は前年比3件減の13件となった。負債総額は同4億7500万円増の18億2700万円。倒産件数は過去10年間で3番目、負債総額は4番目に低い水準となっている。
業種別で最も多かったのはサービス業の5件(前年比3件増)。次いで建設業4件(同1件増)、小売業2件(同2件減)、製造業1件(増減なし)、卸売業1件(同4件減)だった。販売不振が11件で全体の84・6%を占めている。
地区別では、苫小牧5件(4件減)、白老町3件(3件増)、日高町2件(増減なし)、千歳市1件(1件減)、新ひだか町1件(2件減)、えりも町1件(1件増)の順。負債総額は5000万円未満と1億円以上5億円未満が各5件。5000万円以上1億円未満2件、5億円以上10億円未満は1件だった。
昨年の動向について、同支店は「金融機関の柔軟な支援で倒産件数は低い水準だが、建設業とサービス業の倒産が増え、負債総額が増加した」と振り返る。20年は倒産件数が急増する事態は当面ないとしているが「課題を解決できない企業を中心に増える可能性はある」と分析している。
















