寒冷対策に熱視線 苫小牧で初開催、ふゆトピア始まる

寒冷対策に熱視線 苫小牧で初開催、ふゆトピア始まる
出光カルチャーパークで行われた除雪機械の実演=23日午前11時すぎ、苫小牧市末広町

 雪国の魅力や課題、まちづくりについて考える「2020ふゆトピア・フェアinとまこまい」(実行委員会主催)が23日、苫小牧市内の3会場で開幕した。市民会館では俳優の鈴井貴之さんが講演したほか、学識経験者ら5人がシンポジウムで討論。市総合体育館では冬季の防災力や観光、寒冷対策技術などをテーマにしたブース展示、出光カルチャーパーク(市民文化公園)では除雪機械の展示と実演が行われた。24日まで。

 北海道、東北、北陸の地域持ち回りで毎年開催しており、苫小牧開催は今回が初めて。テーマは「氷都『とまこまい』で創造する令和の未来~雪と共存するまちづくり」。

 総合体育館で開かれた展示会には、道内外の企業や研究所計50団体が参加。市民や関係者が冬に役立つ除雪対策技術や融雪システムなどについて理解を深めた。

 出光カルチャーパークでは除雪機械の実演などが行われ、道開発局や15企業の重機を展示。ロータリー除雪車のデモンストレーションでは迫力ある作業の様子に訪れた人たちも歓声を上げていた。明野新町の建設業、野間政夫さん(68)は「除雪も仕事にしているので雪対策には関心がある。新しい機械を見るのは楽しい」と笑顔。孫の無量谷奏杜(むりょうや・かなと)君(5)も「(除雪機械の)ハンドルが触れて楽しかった」と話していた。

 シンポジウムでは鈴井さんが「雪で創る」と題して講演。道開発局の青木秀一道路防災対策官や苫小牧工業高等専門学校の松尾優子准教授ら5人が「未来に向けて雪と共存する”まちづくり”を考える」のテーマで討論を行った。

 24日は研究発表会(市総合体育館)、展示会(同)、除雪機械展示・実演会(出光カルチャーパーク)が行われる。いずれも入場無料。

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