過去最多 2459万人 新千歳19年旅客数 国内線 初の2000万人突破

過去最多 2459万人 新千歳19年旅客数 国内線 初の2000万人突破

 新千歳空港で2019年(1~12月)に乗降した旅客数は前年比5・5%(128万人)増の2459万4904人に上り、過去最多となった。国内線、国際線で共に記録を更新。日韓関係の悪化で夏以降に韓国線が急減したが、国際線全体で上半期(1~6月)や他路線が引き続き好調に推移し、国内線は初めて年間2000万人の大台を突破した。

 国土交通省新千歳空港事務所が21日に航空概況(速報値)として公表した。合計旅客数の最多記録更新は14年から6年連続。内訳は国内線で5・8%(114万人)増の2073万2744人、国際線で3・7%(13万7088人)増の386万2160人。

 国内線で半数を占めた羽田線は4・6%増の1018万7364人。同路線単独で1000万人を超えたのは初とみられる。成田線が4・7%増の194万6940人、中部線が9・9%増の171万6502人と続いた。同事務所は「国内線に乗り継ぐインバウンド(訪日外国人旅行者)も増えている」という。

 国際線の最多は韓国線だが、8・1%減の118万8172人。上半期の順調な増加や9月以降も前年が胆振東部地震の影響で減少していたことから、下落幅は10%未満に収まった。一方で現在も利用者が戻らず、12月は66・5%減の4万4313人。前年同月の3分の1、主要5路線で最少に沈んでいる。

 他方で増加をけん引した中国線は20・4%増の64万9541人。19年だけでも大連、無錫、青島の3路線が開設された。台湾線は3・4%増の84万5916人。10月に格安航空会社(LCC)の参入で3社が乗り入れ、タイ線も15・6%増の38万197人となった。香港線は1・3%減の46万5751人。

 貨物取扱量は11・7%減の17万2478トン。国内線が9・1%減の15万4456トン、国際線が29%減の1万8021トンと共に伸び悩んだ。

 アクセス手段別の利用状況ではJRが8・9%増の1294万1102人、駐車場が5・6%増の174万7396台、貸し切りバスが2・3%増の5万8278台、レンタカーが12・5%増の46万7541台だった。

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