苫小牧駒沢大学の客員教授、林晃平さん(65)による企画展「浦島太郎のお正月」が2月3日まで、同大学2階展示室で開かれている。林さんが所有する浦島太郎が描かれた重箱や茶わん、皿などの器を300点以上並べた。
林さんが浦島太郎の伝説を研究する中で収集した豊富な資料を展示する企画で、昨年7月から毎月テーマを設けて開催しており、7回目。
今展はおせち料理にちなんで器に注目し、江戸~明治時代に制作された九谷焼を中心に、伊万里焼、備前焼、輪島塗などさまざまな種類の器を紹介している。
薩摩焼の中には、古事記に記される日本神話の山幸彦(やまさちひこ)と見られる男が、釣り竿と箱を持ってワニに乗る姿が描かれた直径約45センチの大皿があり、浦島太郎との関連が推察される貴重な資料となっている。
林さんは「焼き物の表現方法がそれぞれ違う点に注目して楽しんでほしい」と展示をアピールした。
入場無料。午前9時半~午後4時半。土、日曜日と31日は閉館。
企画展は3月まで毎月開催する予定で、次回は2月17日から「浦島太郎百貨店―揺り籠から墓場まで 亀から玉手箱まで―」を開く。
問い合わせは同大学 電話0144(61)3111。
















