市内で成鳥2羽確認ータンチョウ越冬分布調査実施

市内で成鳥2羽確認ータンチョウ越冬分布調査実施
タンチョウを探す瀧本レンジャー

 道は24日、2019年度第2回タンチョウ越冬分布調査を全道230カ所で一斉に実施した。苫小牧市では、道職員2人とウトナイ湖サンクチュアリネイチャーセンターのレンジャー1人が参加。市内東部の雪原で、成長2羽を確認した。道による越冬分布調査で、タンチョウを市内で確認できたのは初めて。

 調査は、国の特別天然記念物で絶滅危惧種タンチョウの生息域の把握を目的に1952年から毎年実施している。釧路、根室、十勝管内などのタンチョウ生息地を中心に調査。近年は胆振管内など、タンチョウの目撃情報が増えた地域でも行っている。

 今回、苫小牧市内では調査員3人が車中から双眼鏡を使い、目撃情報の寄せられた東部地域を見て回った。確認された成長2羽は、雪原を並んで歩き、餌を探していたのか時々雪の中をくちばしでつついていたという。

 タンチョウは、2013年ごろから勇払原野の弁天沼周辺で目撃されるようになっていた。

 調査に参加したウトナイ湖サンクチュアリネイチャーセンターの瀧本宏昭レンジャー(32)は「保全活動のかいあって、道央圏でも見られる頻度は高くなっている」と強調。「市民にはタンチョウを驚かせたり、観察や撮影で近隣住民に迷惑が掛からないよう、そっと見守ってほしい」と話している。

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