カナダ発祥の氷上競技・ブルームボールの普及に向け、苫小牧ブルームボール協会が独自の体験会や道外修学旅行生の体験支援など普及活動を展開している。苫小牧は過去にアジア初の世界大会が開かれた地域だが、最近は競技に対する関心が低く、競技人口の掘り起こしに躍起だ。2月1日にはとまこまいスケートまつりの協賛事業で、新ときわスケートセンターを会場に無料体験会を開き、魅力を発信する予定だ。
ブルームボールの基本ルールはアイスホッケーと同じ。スケートの代わりに滑りにくい靴底のシューズを履き、「ブルーム」と呼ぶ専用スティックとゴムボールで点数を競う。苫小牧では2008年から盛んになり、09年に苫小牧ブルームボール協会が誕生。14年11月には世界大会を実現し、世界の選手団・役員約600人が来苫し、話題になった。
ピーク時には同協会に3チームが加盟し、選手人口も総勢約50人に上ったが、世界大会から6年が経過し、現在は1チーム約20人に減少。同協会役員らがかつての活気を取り戻そうと、約40組分の用具を使って普及活動に力を注ぐ。
現在は同センターとときわスケートセンターで、有料(1人1000円)と無料の体験会を月1回ずつ実施。15年からは旅行会社と連携し、年数回ほど修学旅行生の体験受け入れを支援している他、地元企業や団体の要望にも可能な範囲で応えている。
25日には地元企業の社員と家族らがときわスケートセンターで体験。同協会の安芸政英事務局長の指導を受けながら競技を楽しむ光景が広がり、参加した芦谷信介さん(37)は「子どもだけではなく、大人も楽しめた」と初体験の感想を笑顔で語った。
2月1日午前10時から行われる無料体験会は先着40人で現在受付中。安芸事務局長は「今年11月の世界大会には苫小牧の選手も参加する予定。競技への関心を高めたい」と意気込む。
問い合わせは、新ときわスケートセンター 電話0144(67)6600。
















