記者コラム「風」悲劇

 「コービー…」。27日早朝、知人からの短いメールで目が覚めた。北米男子プロバスケットボールリーグ(NBA)のレジェンド、コービー・ブライアント氏の訃報を知らせるものだった。

 現地時間26日午前、アメリカ・ロサンゼルス近郊で同氏が搭乗していたヘリコプターが墜落。次女らも同乗していたという。

 理解するまでに時間がかかった。まだ41歳。つい4年前までバスケットボール最高峰の舞台に立っていたからだ。NBAの名門・ロサンゼルスレーカーズ一筋20年。リーグ制覇5回、2度の五輪金メダル獲得といった実績を誇る、「神様」マイケル・ジョーダン氏と双璧をなす現代バスケット界の大スター。コービー氏に憧れ競技を志してきた選手が、世界中で活躍しているのは言うまでもない。

 小生も同氏のプレーを衛星放送に加入し、くぎ付けになって観戦していた一人。2015年冬に引退を表明した際は、苫小牧地区の競技関係者の声を集めた記事を執筆もした。

 一様に「寂しい」と惜しんでいたのが昨日のことのよう。わずか数年で「悲しい」に変わることなど、誰が想像していただろうか。(北)

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