冬の家電や衣料品売れ行き低迷 冷え込みに備えるも…異例の暖冬

冬の家電や衣料品売れ行き低迷 冷え込みに備えるも…異例の暖冬
家電量販店のストーブコーナー。売れ行きは前年の4割減と厳しい=ケーズデンキ苫小牧店

 異例の暖冬となった今シーズン、苫小牧市内のホームセンターや家電量販店では防寒衣料や暖房設備の売れ行きが低迷している。各店とも急な冷え込みに備え品ぞろえは維持する方針だが、2月以降は就職や転居シーズンなど春の新生活に対応する商品などを積極的にアピールし、売り上げを確保したい考えだ。

 コメリパワー苫小牧西店(明徳町)は1月中旬時点の販売動向について、冬靴や長靴、除雪用具は前年同期比8割減、防寒用のフェイスマスクやネックウオーマーなどは2倍増という。また、例年は売れ行きが落ちる型枠資材のベニヤ板は3倍に伸びた。

 ケーズデンキ苫小牧店(新開町)もストーブなどの暖房設備が4割減となっており、暖冬や少雪の影響が生活用品にも及ぶ。両店舗とも低調な売り上げに困惑気味だが、例年3月ごろまで冷え込みが続くことから品ぞろえは変えない方針。2月からは例年通り春の新生活に向けた商品を店頭に並べる予定で、コメリパワー苫小牧西店の岩倉功店長は「少雪でも売れる物をそろえて顧客ニーズに対応したい」などと話す。

 靴店の夢の靴(表町)も冬靴の売り上げが8割下がった。氷上競技ブルームボールの専用シューズを取り扱う同店では例年、滑らないシューズを求めて市内外から来店があるが今年は数えるほど。外反母趾(ぼし)などフットケア商品やバーゲンで消費者にアピールしているが、三輪猛彦代表は「苦戦している。もう少し雪が降ってもいいのに」と語る。

 室蘭地方気象台によると、苫小牧の1月の降雪量は28日現在で8センチ。1月の平年値(21センチ)より少ない状況が続いている。

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