帝国データバンク札幌支店は、2019年道内企業の休廃業・解散件数が前年比4・4%増の1310件と判明したと発表した。前年を上回ったのは3年ぶり。19年の倒産件数(213件)に比べると、約6・2倍に上った。
種類別では、休廃業が754件で前年比2・3%増。解散は556件で前年に比べ7・3%増えている。
代表者年代別では、「70代」が389件と全体の36・8%を占めて最多。以下、「60代」(315件)、「80代以上」(129件)の順。「70代」と「80代以上」を合わせると49・1%を占めている。
業種別では、建設業が344件で最も多い。これにサービス業(310件)、小売業(275件)、卸売業(129件)と続いている。一方、運輸・通信業が27件で最も少ない。
業歴別では、「30~50年未満」が450件と全体の34・4%を占めて最多。以下、「10~30年未満」(377件)、「50~100年未満」(286件)の順。
地域(振興局)別では、前年に比べ14地域中、胆振、根室、十勝の3地域が減少した。最も多かったのは石狩(486件)で、渡島(114件)、上川(113件)、十勝(103件)と続く。胆振は93件、日高は23件だった。
同支店では「円滑な事業承継や将来的な事業の成長が望めない企業を中心に、休廃業・解散が増加したものと思われる」と分析。さらに道内企業の後継者不在率が7割を超える状況が続いており、全国9地域中で最も高い水準で推移していることも指摘。今後も「代表者の高齢化と相まって、いや応なく休廃業・解散を選択する企業の増加が懸念される」としている。
















